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日本の民法では、結婚できる年齢について男性18歳、女性16歳と定められています。民法改正案で成人年齢を18歳に引き下げ、婚姻年齢もそれに合わせて男女共18歳になるとの話もありますが、早くて2021年からですので、2017年現在は男性18歳、女性16歳が法的に結婚できる年齢となります。

 

この結婚適齢と成人の年齢は世界共通ではなく、国や地域によって違ってきます。

 

 

例えば中国の民法では、男性22歳、女性20歳と日本に比べて結婚できる年齢が高く設定されています。
ですので、中国人は未成年では結婚できないことになります。

 

しかし、国際法には「反致」という考え方があります。

 

 

 

ウイキペディアより

 

反致(はんち、仏: renvoi)とは、渉外的私法関係において準拠法を定める際、法廷地の国際私法の規定だけでなく、外国の国際私法の規定も考慮した上で、準拠法を定めることをいう。

 

引用ここまで

 

 

 

中国の民法通則では

 

「国外に定住する中国人の民事行為能力は定住国の法律を適用する」

 

「中国人と外国人の婚姻には、婚姻を挙行した国の法律を適用する」

 

とされています。

 

簡単にいうと、中国国外に住む中国人の結婚は、結婚を行った国の法律を適用するということです。日本で中国人が結婚するなら、日本の民法が適用されます。

 

この反致により、日本在住の中国人が日本人と結婚する場合、18歳でも結婚できることになります。

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